今、車にはミスチルのベストが2枚かかっています。
メジャーデビューシングルの「君がいた夏」は、
僕が高校2年生の時に発売され、
FM802では、ヘビーローテーションでした。
同じ時期にマライア=キャリーの
「I'll be there」も爆発的に売れていました。
最近は音楽をゆっくり聴いている時間もなく、
新しいアーティストもどんな人たちがいるのか?
全然わかりません。
中学、高校としょっちゅう通っていた
難波から心斎橋にかけての楽器屋や、
中古CD屋はほどんど姿を消して、
バンド活動なんてのも、流行らなくなってきたのかなぁと思います。
ウチの生徒で、ギターやっている生徒いるみたいですけどね。
高校時代、まだCDをテープに落として、
ウォークマンを通学時の友として使っていたころ、
自分の好きなアーティストの好きな曲だけを
集めたマイ・ベスト・シングル集のようなものを
たくさん作っていました。
タイトルは
「1992・7・8 ロック」
「1991・8.23 アメリカ」とか。
そして、つい最近、「1994 春」
というテープを見つけました。
このテープはとても気に入っていたのに、
途中でなくしてしまって、
とても残念がっていたモノだったんです。
エアロスミス、B'z、ミスチル、
氷室京介、マライアキャリー、
ブーム、パイロット、チープトリック
スージークアトロなどが入っていて、
夜、自宅で仕事をしながら聞いていました。
でも、それを気に入っていた、あの時ほど
聞いていて、ジーンときたり、
感じ入ったりすることがないんですよね。
当たり前なんですが、
今は、その当時の環境ではないですし、
その当時の気持ちではないですし、
その当時の自分でもないんです。
もう失くしてしまった気持ちを残念に思いながら、
それぞれの曲を古臭いなぁと思うしかないのです。
人は失ってしまった時間を思うとき、
目を細めて、良かったことを思い出します。
悔しい気持ちも、腹たったことも、
だいたいがいい思い出になります。
一生懸命だった時間は
とても輝いて見えたりします。
今、一生懸命の生徒達を見るとき、
とても眩しかったりします。
時間の流れは止めることができませんが、
その尊い取り返せない、若い世代の時間を
僕達が彩ることができ、
それを生徒達が思い返したときに、
限りなく輝いて見えるように、
頑張って生きたいと思います。
テープを聴きながら、そんなことを思っていました。