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2006年2月26日 (日)

子どもを破壊するメッセージ

塾で毎年のように生徒達を教えていると、
保護者のみなさまと年に数回の懇談を行います。
そこでいろんな話をするのですが、中には何も言うことが
思いつかないような生徒が毎年数人います。
いわゆる「申し分がない」ということなのですが、
点数しかり、学習姿勢しかり、生活面など、どこをとっても、
私のような大人がアドバイスをするのがはばかられます。
逆に私のほうが、
「どうやったら、あんなにいい子になるんですか?」
と聞きたいくらいです。

最近コーチング゙という言葉が教育業界では流行っており、
書籍でも「『親力』で決まる」や、「プロ親になる」などの
書籍がドラゴン桜のコミックとともに売れているらしいです。
私が懇意にしている教育業界のコンサルタント
(実は1月17日に学習サークルに来ました)も、
「子どものやる気を引き出す親のアプローチ」
というメルマガを発行しています。

これらの切り口はほとんどが、アドラー系の心理学の
応用で基本的には「子どもはほめて育てよ」と言っています。
しかし、何でもかんでもほめれば良いというものではなく、
しっかりと3歳までにモラルを築き上げ、愛情を
注ぎ込んでおく必要があると言われています。

子どもは生まれた瞬間に全知全能の神の座を手に入れます。
子どもの周囲は未分化な世界で、全てが子どもを中心に
回っています。「オギャー」と泣けば必ず誰かが
自分のために何かをしてくれます。
この頃の子どもは責められることがありません。
責められるどころか、ほめられまくります。
「すごいねぇ~。こんなこともできるようになったのねぇ~。」
「いい子ねぇ~。」「えらいねぇ~。」
そうしてこうした賞賛の後押しを受けながら、
6~8ヶ月ほどで這い這いを始めるようです。

そして、この頃から子ども達は、「他者」を発見しはじめます。
自分以外の意志を感じ取るのです。
「自分がしたい」と思うことを母親が制限を始めます。
自分以外の意志を確認したときに、他者を発見し
同時に自分も発見します。

他者の発見が子どもを全知全能の地位から
引きずりおろすのです。

子どもは自分の意志を貫き通すことが難しくなり、
身近な人と折り合いをつけなければならなくなります。
これが始めての社会経験となります。
そして、自分の中に他者を受け入れて、
社会的関係を営むことを覚えていきます。
そして、他者のモデルとして自分のお父さん、お母さんを据え、そのモデルに気に入られるように自我を作っていきます。

ですから、3歳くらいまでの子どもは積極的に
親の言うことを聞いて、賞賛をもらおうとがんばります。
この時期にしっかりと愛情を注いでいないと、
親からなかなか独立できず、甘えん坊の人間になってしまうようです。3歳までにしっかりと甘えられなかった子どもは、
その時期の親の愛情を永遠に取りもどそうとするからだそうです。

子どもは親をモデルに自我を発達させていくので、
親に非常に良く似たことをするようです。
「子どもは親の言う通りにはしないが、
                 親のする通りにする。」
うまく言えているのではないでしょうか?
そして子ども達が公園デビューをする頃になると、
親は他の子どもと自分の子どもを無意識のうちに比較し、
得体の知れない自分で作り出した標準から引き算をして
子どもを叱り始めるのかもしれません。

ほめられたりなかった子どもは中学生頃になると、
随分無口になり、覇気が少ないように感じます。
子ども本来の天真爛漫さが少ないのは気になります。
そういった子ども達が受ける、親からの
マイナスのメッセージをあげてみました。
紙面の関係上、今回はそれぞれ詳しくは書けませんが、
機会があれば詳しく述べたいと思います。
子どもを破壊するメッセージ
1.存在するな。「あなたさえいなければ・・・」
2.あなたであるな。「あなたが女の子に生まれてきたら・・・」
3.近寄るな。「今、忙しいから・・・」
4.属するな。「親の顔に泥を塗る・・・」
5.成長するな。「あの頃は素直でいい子だった・・・」
6.子どもであるな。「もう少し大人になりなさい・・・」
7.正常であるな。「変わったことをすると喜ばれる・・・」

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2006年2月 9日 (木)

明日は入試です

VFSH0312 昨日の中学3年生の授業で

合格パンを配りました。

全員一人ひとりに手渡ししました。

中身を知らされずに白い袋を渡し、

がっかりされないかと少し心配でしたが、

全員、「ありがとうございます」といいながら受け取り、

神妙な顔で袋を開けて、驚いた顔をしていました。

「合格」を食べるのはちょっと・・・

という感じでしたが喜んでもらえたみたいで嬉しかったです。

中3生の明日の授業はありません。

今日は自習室を開放しています。

明日は最初の入試です。

学習サークルができたのが2003年。

一番長く通ってくれている生徒が1年生のときからいます。

3年間教えた生徒達がどのような結果を出してくれるのか?

とても楽しみです。

全員、絶対合格します。自信を持って受験しましょう。

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