2008年4月17日 (木)

塾部ができます

去年、塾部というものを立ち上げました。
これは中3生が中心でした。

もともと居残りをよくする生徒に、ある講師が
「まるで塾がクラブみたいやな。」
と言ったのがきっかけで、
「そしたらワタシがキャプテン♪」
「じゃあ、オレ副キャプ!」
と言ってメンバーが集まり始めました。

ゴールデンウィークごろから
活動が始まりました。
クラブ活動だから、
キャプテンがメニューを決めます。
先輩が後輩に教えます。
顧問は私です。

ときどき、ピザを出前したり、
教室の大掃除を手伝ってもらったり、
いろいろ楽しく過ごしていました。

現在、生徒面談を行っています。
ある生徒に塾部の話を持ちかけたところ、
早速食いついてきました。
徐々に中3生としての
受験生としての自覚が芽生えてきてます。

これから受験までよろしくね。
がんばろーね。

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2006年5月 1日 (月)

勉強するきっかけ

学習サークルに通っている生徒は、
ほぼ全員クラブにっています。
こんなに部活に所属している率が高い塾は私は初めてです。
そして、他の習い事をしている生徒も多いです。

アンケートをとったのですが、、
中学3年生のAクラスとBクラスでは学習時間は、
Aクラスの方が短くなっています。
私が聞いた家庭での学習時間は、
「塾や学校の宿題以外をしている時間」です。常々生徒には、
「宿題は勉強ではなく、作業のようなものだ。」と言っています。

テレビを見る時間が短いのは、Aクラスの生徒です。
Aクラスの生徒は、テレビを見る以外に
自分の楽しみを持っている生徒が多いように思いました。
去年の中3でも言えたことですが、
たとえば、ピアノの練習をしたり、絵を描いたり、
パソコンでホームページを作ったり、ブログをいじったりなどです。
それに対して、Bクラスの生徒は、特に見たい番組があるわけではなく、
ヒマだから、とりあえずテレビをつけておいて、
テレビの前でボーッとしながら、メールをしている
という時間が多いようです。

「将来したいことは?」「暇な時には何をしている?」
という質問は随分答えにくいようで、
「よくわからない」という答えが多いです。
私はよく、「早めに将来のことを真剣に考えよう」
ということや、「継続することが大切」と繰り返します。
中学生で将来のしたいことを決めるというのは、
とても難しいのです。ほとんどの人がやりたいことなんて、
どんどん変わっていきます。私はそれでもいいと思います。

私は小さい頃から喘息持ちで、それを克服するために、
幼稚園の頃から水泳教室に通わされていました。
通い始めの当初は、イヤでイヤでしょうがなくて、
毎回泣いていました。何で自分の子どもにこんなに
ヒドイことをするのだろうかと思いました。

しかし、ずっと通っていると進級していき、
泳ぐ技術が身につき始めます。
そして、小学2年生の頃になるとクロールの
クイックターンを練習するようになりました。

いくら練習しても頭をもぐらせることができず、
クルっとまわれない私を見て、母はこう言いました。
「頭がアホで軽いから回られへんねん。勉強しぃ!
 そしたら頭が重くなってちゃんと沈むようになるから。」
それを聞いて、私は公文式に通うことにしました。
そして、クイックターンを成功させるために、
毎日たくさんのプリントをこなすようになりました。

たまたま、同じクラスのとても賢い友達が来ていたので、
進度を競い合うようになりました。
そして、クイックターンもできるようになっていました。
今から考えると随分うまく乗せられて勉強していたんだなぁと思います。

クイックターンができるようになった私は、調子に乗って
小学5年生まで公文式に通い続けます。
その頃になると、中学2年生の連立方程式を
解くことができるようになっていました。
そして、小学5年生の夏に公文式をやめて塾に移ります。

これも上手く移るきっかけになる出来事があるのですが、
それはまたの機会に述べたいと思います。
しかし、ずっと公文式を続けていると
高学年で伸び悩むという知識がないにもかかわらず、
上手に塾に移ることができ、
そして、私は運よく中学受験で合格することになります。

私の例で僭越なのですが、
何がきっかけで勉強し始めるかは本当にわかりません。
また、何がきっかけで、やりたいことを見つけるかもわかりません。
アンケートの結果から分析すると、
Bクラスの生徒がテレビを見る時間が多くて、
睡眠時間が削られている気がします。

また、生徒の話を聞いていても、
何もすることがなくてダラダラしていることが多いようです。
その割りに宿題を忘れてくる生徒が多いのもBクラスになっています。
これは今年の中3生に限ったことではなく、今までの生徒も、
また中2の生徒達にも当てはまると思います。
懇談では、そういったところを厳しく指摘します。
そして、普段からいろんなアプローチで
勉強に向かってもらえるように語りかけていきたいと思っています。

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2005年11月29日 (火)

期末テストが始まりました

金岡南中学校の期末テストを皮切りに
今週から期末テストが実施されます。

中学1年生は、もっともっと勉強の仕方を考えましょう。
塾任せにするのではなく、自分で力をつけられるように
自分で計画を練った勉強を心がけるように。

中学2年生は全体的に定期テストに対する勉強の仕方は
良い形が定着しつつあります。
塾生の最低点がかなり上がってきています。
おそらく、5教科で300点切ることは無いでしょう。
その点ではあまり心配していません。
ただ、得意教科と不得意教科の点差が激しい生徒が多いため、
各自、自覚を持って苦手教科を克服していきましょう。
来年は学区の編成が変わるため、内申はかなり稼がないといけません。
Aクラスの目標は480点です。

中学3年生は、一回一回のテストがすべて
内申点に結びつきます。今回は塾でも技術や
保健の学習が目立ちますが、その調子で
貪欲に点数を取っていきましょう。
悔いの残らないように良い点を取りましょう。

最後まで諦めずに頑張りましょう。

諦めることを諦めましょう。

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2005年10月 7日 (金)

授業参観に行ってきました

今日は五箇荘小学校の授業参観に行ってきました。

参観を見に行くのは2度目ですが、

今回は半日参観ということで、

給食から5時間目、6時間目と見られるということでした。

時間の都合で、5時間目しか見学できませんでしたが、

今回は校長先生ともお話ができ、有意義な時間が過ごせました。

特に小学4年生のキャップハンディ体験は興味深かったです。

その他の授業も、各先生方の工夫を凝らした授業を見られました。

塾と学校では教育目標がまったく違いますが、

そういった全く違った目標を持って授業をされている先生方や、

それに対する生徒達の様子を見るのはとても勉強になります。

また機会があれば見に行きたいと思います。

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2005年9月29日 (木)

自習する生徒が増えてきました

実力テストの少し前から、中3生が自習に来ました。

実力テストが返ってきてから、自習に来る生徒が増えました。

自習スペースが少なくて申し訳ないのですが、

月曜日~金曜日の5:00~7:00は自習室を設けることができます。

また7:00~9:00の時間帯は、

火曜日から金曜日に自習室を設けることができます。

月曜日は全ての教室を使ってしまっているためできません。

土曜日は10:00~4:30までと8:20~10:30までは

自習室を設けることができます。

自習室を使うときは、しゃべらずにするように。

どんな事情があれ、しゃべる生徒は使わせません。

それから、休憩時間と勉強している時間のメリハリをつけましょう。

他人の迷惑にならないように、上手に使ってください。

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2005年9月26日 (月)

教材を放出します

毎年、教材屋さんからサンプル教材が大量に送られてきます。

特にウチのような塾にはたくさん送られてきます。

ということで、夏休み用の教材や必要のないサンプル教材を

一気に処分します。

欲しい教材があれば、タダで持って帰ってくれていいので、

塾長まで申し出てください。

特に、中学3年生で、自習用の教材に困っている人(ホントはそんな人いないはずですが)は、

積極的に取りに来るように。

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2005年9月22日 (木)

模試の結果について

模擬試験の結果を返却しました。

今回、模擬試験会社の判定がおかしいものが一部あり、

打ち直しをさせていますので、しばらくすると

新しい、正確な判定が出ている帳票をお渡しできるかと思います。

もうしばらくお時間いただけますよう、お願い申し上げます。

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2005年8月 1日 (月)

ノートページランキング

2005年に入り、仕事上での出会いが極端に増えました。
きっかけは、講演会への依頼を受け、3月に東京まで
出かけてスピーチしたことでした。

私が呼ばれた集まりは、今、少子化のあおりを受けて、
塾経営に苦しんでおられる学習塾の経営者の集まりで、
どのようにしたら、「生徒が集まる塾」になるのか?
について考えておられる方ばかりの前で、
「付加価値創造の事例」について話せということでした。
とても高尚なテーマで、戸惑ったのですが、
要は金岡学習サークルという塾が、どのような塾か?
ということについて皆さんが知りたいらしく、
場所が東京なので、競合する相手もいないということで、
ありのままをお話させていただきました。
(あとで、第一ゼミナールの方がいらっしゃっていたことを
 知り、「競合するじゃないか!」と焦りましたが・・・)

それ以降、いろんな集まりに呼んでいただけるようになり、
(といってもギャラはまだもらえるレベルではないのですが)
いろんな方たちとお知り合いになれました。
その中に、国語の出版物で業界では有名な
後藤武士先生という方とお知り合いになれました。
以前から著書には目を通していたのですが、
お会いしてお話ができるとは思っていなかったので、
東京までの新幹線代がとても有意義なものになりました。

また、去年からブログも書くようになり、
先月からは、学習サークルのホームページにも
ブログをつけることにしました。
そして、それからもネットを通じて、たくさんの人と
お知り合いになれました。

ここで学んだことは、
「良い人と出会うことや、良い情報に出会うことは、
 天から降ってくるものではない」
ということです。つまり、インプットをしようとする場合、
自分でアウトプットするための情報の出口を
作っておかなければ、入ってこないということです。

頭の中がインプットすることに一方通行になっていると、
何が本当に必要で、今一番自分に有益なものになるのか
わからなくなってしまうことがあります。
ところが、アウトプットする思考になっていれば、
欲しい情報が明確になり、吸収しやすくなると思います。

これを今のノートページランキングに置き換えると、
「授業」はあくまでもインプットの時間。
演習問題をたくさん解いたところで、先生が主導で進む
授業の中では、自分の頭の中を整理する余裕はなかなかありません。
ですから、家に帰ってからノートにその日に塾で習った
内容をできるだけアウトプットするように心がけましょう。
渡されているテキストを有効に使い、
授業でやった内容が正確にインプットできているか?
つまり、本当に自分の知識になっているか?
白紙のノートにまとめていくことによって、
今、自分に何が足りなくて、何が必要な知識なのか?
だんだんわかってくるようになると思います。

前述の後藤先生の著書に「最強最後の学習法」という
勉強のしかたを書いたものがあります。
その中の一部を紹介します。
国語の先生なので、主に国語の内容になります。

1.国語の読解問題を解いたら、答え合わせのときに、解説を全部本文に書き写してしまう。
→「なぜこの答えになるのか?」という根拠を自分で説明できるようにします。

2.新聞のコラムにタイトルをつける。
→本文の「伝えたいこと」を、文脈や繰り返される言葉でしっかりと把握する。

3.新聞のコラムの▼印の部分に接続詞を入れて見る。
→▼のマークが入る部分は、話の転換部分なので、ふさわしい接続詞を入れることによって文を理解できているかどうかが判断できる。

コラムをノートに写すという作業も、
文章に慣れ親しむという点では有効だと思います。
夏休みの自由学習にもってこいではないでしょうか?

そしてノートを使う際の注意としては、
1.各教科1冊固定する。
2.余白を十分に取る(後で書き足せるように)。
3.日付を入れる(定期テスト対策に威力を発揮)。
4.見出しをつける(学習内容を自分で明確化)。

ノートは自分自身の最高のデータバンクです。
受験までのお守りになるようにしっかりと
この夏休みに取り組んでもらいたいと思います。

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2005年7月11日 (月)

プチ単語合宿

昨日は単語プチ合宿を行いました。

ターゲット1900の単語を最初から順番に覚えていくという企画。

朝10:00~夜8:00までひたすら単語に取り組んでくれました。

高校生だけでなく、ナント、中学生も参加してくれました。

一日の最後のほうになると、かなり疲れているようにも見えましたが、

単純に「覚える」というだけの作業がどれほど根気のいるものか?

大変な思いをしたと思います。

これを1日の作業に直し、単語を5つずつ覚えるとして、

1年間で、1825個。これを高1から始めると3年間で、5475個になります。

実際に大学入試でこれほどの単語量が必要な学校は少なく、

センター試験に出てくる英文は、ターゲットを1080まで覚えれば、

十分です。ということは、高1から1080まで、1日に5個ずつ覚えていき、

何周もしておけば、確実にセンター試験の英単語は網羅することになります。

単語量はまちがいなく、自分の武器になります。

入試前に単語だけを覚えるために勉強時間を確保することほど、

バカらしいものはありません。しっかりと普段から積み重ねていきましょう。

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2005年7月 6日 (水)

小学生の読書感想文

小学生の取り組みで、読書感想文を全員分、読ませてもらいました。

「読書感想文」自体が、学校の夏休みの宿題以外では

書く機会がないので、苦労したと思います。

たいていの生徒は「あらすじ」になってしまいます。

今回ははじめてということで、「書く」ことに主眼を置いて、課題をだしました。

内容は二の次で、まずは本を読むという作業。それから書くという作業の2点を

同時に行えるので、作文ではなくあえて読書感想文にしました。

作文はファイルに綴じて持って帰らせますので、

保護者の方もお読みいただいて、本の内容のことについて

子供とお話していただければ、読書に対する意欲が

増していくのではないでしょうか。

最後に、課題にした本が手に入れにくいものを選んでしまって、

申し訳ありませんでした。m(_~_)m

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2005年7月 4日 (月)

平常授業再開

金岡北の定期テストも終わり、今日から平常授業再開です。

各学校の問題と答えを持ってきてください。

それから、中3生は今日はレッスン4の解説の続きからなので、

プリントを忘れないように!!

単語テストも行いますので、しっかりと勉強してきてください。

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2005年7月 1日 (金)

初めて振ったバットにボールは当ったか?

タイトルは僕がよく読む、とある先生の言葉です。

先月、嬉しい報告を生徒からもらいました。
今年度、第1回の五ツ木テストで、五箇荘中学校の
男子生徒がベスト400に掲載されました。
五ツ木テストは近畿圏で行われている模擬試験で、
数万人の受験者の中からベスト400に入るのは至難の業。
すばらしいです!! おめでとう! 
五箇荘中学校では1位でした。

彼は2003年に学習サークルができたときから
通ってくれている生徒です。
中学1年生になる春に入ってきたのですが、
生徒は彼だけでした。
入塾当初は、字の書き方まで
お母さんに心配されていましたが、
今や私が授業以外で彼に教えることは
ほとんどありません。

入った当初は、単語を覚えるのにも苦労していました。
授業中に私に殴られ、鼻血を出すという
ハプニングもありました。
それでも、ほとんど授業を休んだことはなく、
講習会でのオプション講座(スーパーハイレベルなど)は、
すべて受講してくれていました。

一つのことを継続するというのは、
なかなか難しいことです。今更言うまでもありません。
この、「継続する」ということが、どれだけ、上達することに
つながっているかを、最近知ったような気がします。

家で自分で勉強していても、すぐに飽きてしまうのですが、
塾に来ていると、周りの友達と競うことができます。
一人で勉強して、100点とって一人で喜べるのですが、
みんなで一生懸命勉強して、みんなでいい点取れば、
それだけ笑顔の数が増えます。

一人で乗り越えるのが難しくても、
みんな一緒なら勇気がわきます。
入試前に、友達ががんばっている姿を見て、
危機感を感じたり、お互いに励ましあっている姿を見ると、

塾というのは、勉強を教えてもらうということ以外にも、
「集まる」ということ自体にも意義があるような気がします。

一般的に、「良い塾」というのは、
「成績が良い生徒が集まる塾」と定義されがちで、
合格実績の高い塾に生徒は集まりやすいという
現実がありますが、学習サークルの場合、
良い学習サークル=がんばる生徒が集まる塾
というふうにしたいものです。

生徒ががんばるには、まず、先生ががんばっている見本を
見せなければいけません。
コツコツと勉強を継続してもらうためには、
コツコツと仕事を続け、成果を出さなければいけません。
がんばっている人には、がんばっているオーラが現れ、
人を惹きつける何かが生まれます。
先生だからと言って、「知っている」ことに
あぐらをかいていては、生徒に見抜かれてしまいます。
「この先生についていっても伸びない」ということです。

私は今年で塾の講師を始めて10年目ですが、
公私共に常に新しいことに挑戦していっています。
「商いは飽きないことが肝要」と言われますが、
新しいことに挑戦する姿勢を崩さない限り、
人は成長していくものだと思います。
そうして、先生として、社会人として、社長として
戦闘力をアップさせていきたいと思います。
今年は英会話のスキルもアップさせようとたくらんでいます。
そうやって、生徒の良い見本になれたらと思います。

中学に入ったばかりの生徒は、まだまだ勉強を
始めたばかりです。
今は家で勉強する習慣をしっかりと身につけましょう。
野球で言えば、家でどれだけ素振りをするかです。
そして、可能な限り塾に出向いて自習をしましょう。

初めて振ったバットにボールは当たりましたか?
初めて乗った自転車は、思うように走りましたか?

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2005年6月19日 (日)

今日から対策授業

今日から対策授業が始まります。

対策授業の初日にそれぞれの先生から指示がありますが、

サークルノートの学習計画表と目標点を記入しておいてくださいね。

しっかりとした目標を立てて、それに到達するための計画表を自分なりに作りましょう。

中間テストで思うように点数が取れなかった生徒は、前回の学習計画表を見直して、

さらに勉強時間を増やさないといけないのか?

やることを変えなければいけないのか?

しっかり自分の頭で考えてくださいね。それでは、今回もいい点取りましょう!!

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2005年6月14日 (火)

ブログはじめました

KGCの生徒のための

元気が出るブログをはじめました。

KGCの生徒のために、書いていきたいと思います。

塾生のみんな、期末テストに向けて、いっしょにがんばりましょう。

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2005年5月 1日 (日)

小さい達成感の積みかさね

4月から家で勉強する習慣がつくようにということで、
各講師から授業を通して、さまざまな話があり、
課題が出されているものと思います。
また、先月のコラムをお読みいただき、
ご家庭でも、年度初めということで初心を顧み、
さまざまな試みをお子様とされているという話を聞き、
身が引き締まる思いをしております。

さて、ゴールデンウィークを控えて、
学習サークルでは少し多めの宿題を課しております。
長期の休暇になるため、旅行に出かけられるところもあり、
様々な予定を入れられているご家庭が多いため、
授業を入れることは避けさせていただきました。
ご家族で充実した時間を過ごされることも、
学習意欲の喚起には必要だと心得ます。

さて、授業内で宿題を配布したものの、
生徒からは、やはり喜ばれるモノではありません。
中には「ゴールデンウィークが嫌いになった。」
と言い出す生徒までおり、複雑な思いがあります。
私もかねてから、宿題をたくさん出すことは
あまり好きではありません。

勤め初めの頃の塾は、膨大な宿題を出すところで有名でした。
それなりの成績の生徒が集まる塾でしたので、
生徒達は難なくこなしているように見えました。
また、それがこなせない生徒は受け入れないような塾でした。
ですから、宿題を出せば出すほど知識が身につき、
成績が上がっていたような気がします。

ところが、よくよく生徒に聞いてみると、
宿題のほとんどは、学校に持っていき、
休み時間や、授業中に答えを丸写ししているという状態。
成績が下位の生徒ほどそのような傾向がありました。
課題で追いかけることの限界を見たような気がしました。

4月、学習サークルでは、FAXでの宿題提出を増やしました。
年度の初めにしっかりと良い習慣を
身につけてもらいたかったからです。
また、宿題の正解率をポイント制にして評価するようになると、
途端に丁寧にする生徒が増え始めました。
中には「再提出」と書いて、見直した後に間違いを見つけて
送ってくる生徒もいます。自分で間違いに気づいて
やり直すことは、点数アップに結びつくため、
良い傾向だと思い、頼もしく思いながら見ております。

しかしながら、ポイントで評価するというのは一つの
対症療法であり、長くは続きません。
できれば、そうした他人の評価から自由になり、
必要と思って自ら課題を課すような生徒に
なってもらいたいと思います。
そのために必要な意識を
今月は生徒に話していきたいと思います。

たとえば、宿題をするときに、提出して評価を受ける前に
自分で目標をあらかじめ設定しておくことです。
小テストを受けるときにも自分で目標を設定しておくことです。

とある銀行マンから次のような話を聞きました。
「他人からの評価を受けて自らを奮い立たせる人を『他燃性人間』
 自ら目標を設定して自分を奮い立たせる人間を『自燃性人間』と 
 いう。世の中で成功する人間、人の上に立つ人間はほとんどが
 自分では気づかないくらい『自燃性人間』である。自然性人間は
 他人の評価をあまり気にしないため、マイペースに見えるが、無
 頓着なのではなく、自らの目標に従って信条を立てているため 
 飄々としている。」

自分で自分を奮い立たせるというのは難しいです。
特に中学生に「目標」として志望校を設定させるということ、
大阪進学模試の時にも、判定する志望校を選ぶのに
苦労した生徒も多かったようです。
特に自分で設定する目標は、
もしそれに達成しなくても、誰に叱られるわけでもなく、
誰に迷惑をかけるわけでもありません。
ついつい甘くなってしまうのが当然です。

そこで、一度決心した思い、つまり「目標」を
長持ちさせるコツを紹介したいと思います。
まず、目標のレベルは出来るだけ最初は低いモノにすること。
そして、それを紙に書き、見えるところに置いておくことです。
机の前に張ってもいいですし、壁に張ってもいいでしょう。
そして、それをコツコツとこなしていくことです。

毎日目にとまるところに置いてあると、
必ず、脳裏に焼き付きます。
三日坊主の典型的な理由は、
目標を設定したことすら忘れるというところにあります。
見ると、目標を設定したときの決心や思いを忘れずにいられます。
受験生の部屋に「東大合格」の紙が貼ってあったり、
進学塾の壁に横断幕が掲げてあるのは伊達ではないのです。

一つこなすごとに自分の経験値が上がっていきます。
テレビゲームのロールプレイングと同じで、
経験値をたくさん積むと自分のレベルがあがっていきます。
どのような目標でも努力して、自分のレベルがあがったと思えば、
達成感を味わうことができ、誰でもうれしいと思います。
この達成感を味わってもらうことが大切です。

小さな目標を自分で設定し、
一つずつ確実にこなし、次の目標を自分で設定する。
もし、目標を設定するのが難しければ
最初は我々講師がお手伝いします。
そうして、他人に評価されるということから、
少しずつ自由になって自分の人生を
歩み始めてもらいたいと思います。

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2005年2月 1日 (火)

あたりまえだけど、とても大切なこと

ロン・クラークという人をご存知でしょうか?
人にモノを教えるという仕事に就いていることから、
教育系の本を読むことが多いのですが、
この人が書いた本は、アドラー系の心理学の本と
であったときよりも目からうろこでした。

この人、2001年にディズニー主催の「全米最優秀教師賞」
を受賞しており、去年「あたりまえだけど、とても大切なこと」
という本を出版しています。
本のタイトルの通り、本当に「あたりまえ」のことを
ルールとして書き綴っただけの本ですが、
(もちろん、変わったルールも中にはありますが)
そこには教師として教えてきた氏の体験や、経験、
それらを通して培ったモノの見方の紹介や氏の考えなどが
たくさん載せられており、面白く読ませてもらいました。

どのようなことがルールとして掲載されているか、
簡単に紹介すると、
ルール2.相手の目を見て話そう。
ルール7.口をふさいでくしゃみをしよう。
ルール8.何かをもらったら三秒以内にお礼をいおう。
ルール21.先生に挨拶をしよう。
ルール30.だれかが何かを落としたら拾ってあげよう。
ルール44.信じるもののために立ち上がろう。
などです。

マクドナルドのマニュアルに、
「一つ注文をもらうたびに『ありがとう』ということ。」
というものがあります。ありがとうといわれれば、
気が緩み、次の注文をもらいやすいからだそうです。

ルール7の「何かをもらったら三秒以内にお礼をいおう」
という部分は、本当はもう少し長く、
「人に何かをもらったときは、必ず「ありがとう」といおう。
 君たちが私から何かを受け取り、三秒以内に「ありがとう」
 といわないときには、わたしはその何かを取り返す。
 感謝の気持ちを見せないことに言い訳は許されない。」
と続き、それが注文をもらうことを目的としていないことは
お分かりいただけるかと思います。

このような本が売れるのは、結局そうしたことを
小さいころにしつけにくくなってきていることが原因として
あるからかもしれません。
今の子どもたちは集団のなかで行動する機会が減り、
近所づきあいもなくなり、人と接する機会が少なく、
逆に、人と接する際に心理的な障壁が大きい場合が
あるようです。

塾を始めたときに、気になったことをルールというか、
常に生徒たちに癖づけるようにさせたことがあります。
まず、起立・気をつけ・礼の仕方。
礼をするときには授業の始めであれば、
「おねがいします。」授業の終了時であれば、
「ありがとうございました。」と、声に出して
お辞儀をするように伝えています。
お辞儀をしたら、もう一度姿勢を正すようにさせています。

この「おねがいします。」「ありがとうございました。」
と挨拶する方法は形式的(つまり言っているだけ)
になってしまっている部分があります。

そのほかには、塾に入ってきたときに、
くつを並べるということ。
お菓子をもらうときは、黙って持っていかないということ。
人にプレゼントをあげるときは「何が欲しい」と聞かないこと。
ペンや鉛筆が落ちたときは、「拾って」といわないこと。
(一部まだ伝えていないクラスや内容がありますが)

どれも、基本は「自分以外の人の立場に立つ」ことであり、
私自身が苦手としていることでもあります。
こういう話をすると、生徒たちは目からうろこのような
反応をするときがあります。詳しく状況を説明しながら、
「こういう状況自体を経験しにくい環境なのだろうな」
と気の毒に思うときもあります。

こうした心と動作を鍛えていくと、
勉強に対する姿勢も徐々に変わり始めます。
こういったことを今年1年は深化させていきたいと思います。
全体の成績がもっと上がってくるものだと思います。

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2004年7月 1日 (木)

ラストサムライと新渡戸稲造

先月号のコラムで聖徳太子の政策の根底にある考えが、
今も日本人に根ざしているのではないかという話を書きました。

今月はさらに新渡戸稲造について書いてみたいと思います。
生徒達に「5000円札の肖像画は誰ですか?」
と聞いたら、いったい何人の生徒が
「新渡戸稲造」と答えられるでしょうか?
そうです。5000円札の肖像画は新渡戸稲造なんです。
そして、中学校で学習する歴史で新渡戸稲造は登場しません。
そこで簡単に業績の紹介をしたいと思います。
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1862年  盛岡市に生まれる
1873年 東京外国語学校に入学
1877年 札幌農学校に第二期生として入学
1881年 札幌農学校卒業,開拓使御用掛勧業課勤務となる。
1883年 東京大学選科生となる。
      面接試験のとき「太平洋の架け橋となりたい」と答える
1884年 東京大学退校。アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学入学
1887年 ドイツのボン大学にて農政,農業経済学を勉強する
1891年 札幌農学校教授となる
1900年 病気療養のため渡米中に「BUSHIDO THE SOUL OF JAPAN」を執筆,アメリカで出版
1901年 台湾でサトウキビ栽培の指導にあたる
1918年 東京女子大学学長となる
1920年 第一次世界大戦後にできた国際連盟事務次長に就任
1932年 満州事変における日本の立場を説明するため渡米
1933年 太平洋会議に出席し,その後病状が悪化,カナダ滞在中   
      に客死。日本が国際連盟を脱退。
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※札幌農学校は中学校の教科書に登場します。

現在の紙幣は、10000円札に福沢諭吉、
5000円札に新渡戸稲造、1000円札に夏目漱石となっています。
そして、この三氏はそれぞれ日本の明治という大変革期を生き、
日本が独立自尊の近代国家としての歩みを始めた
激動の時代を見つめた人たちで、それぞれの専門分野で
当時の日本をリードした人たちです。

私は夏目漱石を文学者として紹介するときに、
必ず正岡子規と生涯の親友であったことを伝えます。
新渡戸稲造も、夏目漱石も、正岡子規も3人とも
東京大学で学んでいます。

正岡子規の地元の友人で秋山真之という軍人がいますが、
この軍人は正岡子規と東大予備門で共に学んだ仲です。
秋山は東大という役人を養成する学校にいては、
自分たちの利益しか考えずに日本のために働けないと考え、
海軍士官学校へ入学し、後に日露戦争の参謀になります。
日本海海戦では東郷平八郎のもとで手腕を発揮します。

秋山に続き、正岡子規も東大→役人コースを離脱。
日本よりはるかにすすんだ西洋文明に対して、
「俳句こそが日本人の心」と、結核にかかりながら、
日本に俳句文学を確立しようと高浜虚子などのすばらしい
後輩を育てています。幸田露伴とも懇意にしていたそうです。

新渡戸氏は女子教育に力を入れたり、
国富の基礎である農業事業に力を入れ、
また、世界平和のために日本を代表して国際連盟に貢献します。
混沌の時代の中で日本という国の行く末を案じ、
日本人を引っぱってきたすばらしい人材が
明治期にはたくさんいます。

新渡戸氏が「武士道」を執筆しようと考えたのは、
ベルギーの学者の質問に触発されたからだと、
その著書「武士道」の第一版序の部分で書いています。
「宗教教育なしでどうやって日本では道徳教育をしているのか」
という質問に対して、氏は「武士道をもって説明が可能」
と考えたそうです。

新渡戸氏と並び、福沢諭吉、西郷隆盛も、
西洋文明が日本に入ってくることで、
西洋的合理主義によって日本人の精神までも失われていくことを
危惧し、正義、誠意、人徳などを重んじる武士道をもって
日本の発展を目指すことを訴えています。

福沢諭吉は大阪の緒方洪庵の適塾で学び、
後に塾頭にまでなっております。
また、慶應義塾大学を設立し、日本のみならず、
韓国で革命を起こそうとして暗殺された金玉均なども
門下生に抱えていました。

ラストサムライのトム・クルーズもエドワード・ズィックも、
この混沌の時代の中で、生きた男達の生き様に感銘を
受け、新渡戸氏の「武士道」を手に取ったようです。
日本という国はこんなにも美しい国だったのか。
日本人はこれほどまでに誇り高く、切なく、真っ直ぐだったのか。
そして、その精神にハリウッドが切り込んだという点で、
別の意味の感動を私は覚えます。

さすがに今の時代に「武士道」を復興させようとは
誰も思いませんが、最近の国際情勢を見ていると、
当時には誇るべきところも、学ぶべき物も多いなぁと思います。
そして、「教育」というものがいかに重要であるのか、
改めて考えさせられます。

これからの日本を背負って行くであろう今の子どもたちに、
歴史(社会)や文学(国語)を通して、
たくさんのことを学んでもらえるように、
教材の研究を進めていきたいと思います。
参考資料:http://www2.city.morioka.iwate.jp/14kyoiku/senjin/senjin/senjin_top2.htm

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2004年6月 1日 (火)

サムライのルーツは聖徳太子?

5月の中旬に「ラストサムライ」のDVDが発売されました。
私はこの映画を、去年の夏、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を
見に行ったときの予告編で知り、
ハリウッドが本格的に日本の歴史に取り組んだという
とても良い前評判のこの映画を、楽しみにしていました。

12月の上映が始まったときには、年末の休暇を利用して
2度も見に行き、2度とも同じシーンで涙を流しました。
CMでも「サムライの遺伝子を持つすべての日本人へ」
という呼びかけで紹介されていたり、
試写会を見た女性が、「日本人に生まれてきて良かったです」
と語っていたりと、日本人としてのアイデンティティーを
再発見するという意味においても、
外国人に日本人を知ってもらうという意味においても、
優れた映画だという評価があちこちであがりました。

「サムライ」という言葉は、グローバルなステージで
活躍する日本人を称するときに、よく使われます。
サッカー選手や野球選手、特に最近よく聞くのはF1選手です。
ところが、風貌から「サムライ」を想像させるものは何もなく、
その日本人の物事に取り組む姿勢や、
結果の出し方を見て、そのように言われるのですが、
これは理由のないことではありません。

派手なパフォーマンスや、奇抜な外見で
自分を全面に押し出してアピールするわけでもなく、
静かに内側に闘志を燃やす、愚直なまでの一途さ。
寡黙でかたくなな信念を持ち、自分を磨き上げる姿勢。
そういう日本人を見て武士道の精神とつながることから、
日本人を「サムライ」と称するようになったのではないでしょうか。

私は実はこのような日本人の姿勢のルーツは聖徳太子の頃に
形成される下地ができたのではないかと思っています。
聖徳太子とは、平安時代につけられた名前で、
それまでの歴史書を見ると、「厩戸皇子 (うまやどのおうじ)」
と書かれています。そしてその名前がつけられた由来は
イエスの降誕を模倣して伝説化したからだと言われます。
また、聖徳太子には
「生まれて4ヶ月で話せるようになった。」
「生まれてくるときに仏舎利を手に握っていた。」
「一度に20人の訴えを聞き分けた。」
「日本で最初に忍者を使った。」
など、聖人化した伝説が残っていますが、
それだけの偉業を成し遂げた人物だからという予測はできます。

小学校・中学校で学ぶ聖徳太子に関する知識は
以下のようになります。
593年 推古天皇の摂政になる。
603年 冠位十二階を定める。
604年 十七条憲法を定める。
607年 第一回遣隋使に小野妹子を派遣する。
     世界最古の木造建築、法隆寺を建てる。

※今月中学2年生は社会の授業で↑の内容を学習します。

中国の皇帝を盟主として属国となっていた
日本(この当時は倭と呼ばれていた)の体制を
天皇中心の新しい独立自尊の国家にするために
前述のような政治を聖徳太子は行いました。

儒教を開いた孔子の教えに「五常の徳」というものがあります。
これは人間が身につけるべき徳目を指します。
その徳目は「仁義礼智信」の5つです。
それぞれの詳細は↓のようになります。

仁・・・思いやり、慈しみ。
義・・・人道に従うこと、道理にかなうこと。
礼・・・社会生活上の定まった形式、人の行なうべき道に従うこと。
智・・・物事を知り、弁えていること。
信・・・言葉で嘘を言わないこと、
    相手の言葉を誠と受けて疑わないこと。

聖徳太子は冠位十二階で、その位を上から
「仁礼信義智」と並べ、一番上を「徳」とし、
6つの位をそれぞれ上・下にわけて十二階としました。
つまり、国を治めるのには人の道よりもまずは礼を大切に、
さらに信(まこと)であると言うのです。
この点は哲学者でもあり、歴史学者でもある梅原猛氏が
注目していました。前例として中国でもこの順番で
列挙することがあったようです。

道理を考えて行動すること、
知識を求めて物事を知っていること、
それ以上に聖徳太子は、
人の和を大切にし、自分と対する人に礼を尽くすことを
大切に考えたようです。
そして、それは、役人の心得を示す
十七条憲法にも反映されます。

日本人は人との約束を重んじ、果たすことを
当然のことと考えます。
これは、我々には当たり前のことですが、
近所の国では、「約束は破るもの」という考えがあります。
また、「察しと思いやり」は日本人の妙だと私は考えますが、
西洋では自己主張のない人間は格下の烙印を押されます。

ラストサムライを撮るにあたって、トムクルーズと監督の
エドワード・ズィックは、新渡戸稲造の「武士道」を
何度も何度も読み返したそうです。
そして、その中でトムクルーズが気に入って、スタッフに
よく話していたのが次の部分だそうです。
「サムライに『約束』という概念はなく、
 また、『約束』を取り決める必要がない。
 なぜなら、サムライにとって一度口にしたことは必ず守られる。
 言葉で表明することと実行することは 同じ事を意味する」

中国の冊封体制(中国に従う体制)から脱却し、
新しい天皇中心の国家を作るために
必要だと聖徳太子が考えた日本人のための徳目が、
武士の道にも通じ、現代の日本人にも
しっかり根ざしているものと私は思います。

※次回はあまり知られていない新渡戸稲造と武士道についてふれてみた  
 いと思います。

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2004年4月 1日 (木)

勉強する習慣

新しい学年がいよいよ始まります。
毎年、4月からゴールデンウィークが過ぎるまでは、
私は生徒たちに、「勉強をする習慣」という話をします。
新しい学年を迎え、新たな気持ちで
勉強に向かおうとする生徒も少なくありません。
特に中学3年生は、普段の授業態度や、
定期テストの点数が入試の内申点に結びつくので深刻です。

また、今まであまり上手に勉強できなかった生徒も、
新しい教科書を手にすると、
「今年こそは授業について行こう」
「今年こそはきちんと勉強しよう」
と決意することが珍しくありません。

春という季節は、「新しい決意」ということに関して言うと、
「新年」を迎える正月よりも、
生徒たちにとって大切な節目なのかもしれません。
われわれもそのことを踏まえたうえで、
指導に臨みたいと思います。

さて、学力を身につけるには、家庭学習が何より必要であり、
その子が将来、自分で学んでいくときに、
何をどのように勉強するのかということや、
学習面以外でも、様々な問題にぶつかったとき、
どのように解決していくのかという姿勢や、
技術を身につけるのも、小・中学生の勉強に取り組む姿勢により
培われる部分が非常に大きい割合を
占めるのではないかと思います。

「別に勉強ができなくても他の事で頑張ればいい」
という考えをされる方もいらっしゃいますが、
「勉強」ということでしか鍛えられない
脳の働きがあるということや、
それが一番有効に鍛えられる時期には
限りがあるのだということが
様々な実験で実証されているようです。

そこで、一番困難な家庭学習の「習慣」をつける
ということについてお話したいと思います。

まず、小学生や中学生の生徒に
「勉強する習慣を身につけなさい」という話をしたり、
命令をしたりするだけでは、間違いなく効果はないという
認識が大切です。
「子どもは勉強しないものだ。」という再認識は
いろんな意味で保護者の方々を楽にさせます。

その認識のもとで、何とか家でも勉強してもらえるように、
授業中にさまざまな工夫を凝らしたり、
勉強してもらえるような話をしたりします。

「習慣をつける」という話を生徒にするとき、
私はよく、「時間」と「行動」の2点に絞って
「繰り返す」「クセをつける」というキーワードで
話を進めていきます。

たとえば、朝起きてから、学校に行くまでにすることは
毎日決まっているはずです。
朝食をとる、顔を洗う、歯をみがく、排便する、
などの行動はいちいち頭で考えて動いていることでは
ないはずです。つまり、クセになっているのです。
繰り返すとクセになるように、
勉強もクセにしなさいという話をします。

悪いクセはすぐに身につきます。
悪いクセは「ラク」な姿勢でいられるからです。
つまり、「ラク」にできることから姿勢として
取り入れて、最終的に「勉強すること」を
内容としてともなわせる方法です。

中学生が目標とする家庭での学習時間は、
「学年+1時間」が理想だと言われています。
小学生は「学年×15分」が目安になります。
私はほとんど家で勉強したことのない生徒に、
最初は「2時間机に向かう」を目標にさせます。

塾がない日は、8時半までに夕食を終わらせるが理想です。
そして、30分間休憩し、9時から11時まで
毎日机に向かうようにします。
ポイントは「机に向かう」であり、「2時間勉強する」ではありません。
その間に何をするかは全くの自由とします。
この2時間の間、親は絶対にその空間には入りません。
お茶やお菓子の差し入れはなしにします。
ただし、子供が望む場合は別です。
8時半、9時、11時と時間を書きましたが、
数字は変わってもかまいません。

また、全ての部屋のテレビは消しておき、
勉強に集中しやすい環境を整えてあげるほうがいいでしょう。

普段机に向かったことのない子供は、
机に向かって、ゲームをしたり、
漫画を読んだりいろいろなことをしますが、
最初はそれを許します。
ただ、最終的に「勉強の習慣をつける」という
目標だけはしっかり持たせておきます。
そうやって最初は「形」から入らせます。
見たいテレビはビデオに撮らせておき、
次の日の勉強を始める時間までに見させます。

学習サークルでは、家庭学習が充実するように、
毎日何らかの宿題をFAXで提出するように課題を課しています。
これからゴールデンウィークまで、
しっかりと家庭での学習が定着するように
課題の出し方を工夫したりしながら、
家庭学習の定着を図りたいと思います。
また、授業などを通して生徒たちにも
アナウンスしたいと思います。

私がインストラクターの資格講座で教えられたキーワードに
「ほめる、励ます、その気にさせる、尽くす、続ける、喜び合う」
というものがありました。この心構えで、
習慣をつけさせるということに、子供と一緒に
取り組んでいただけたら幸いです。

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2004年3月 1日 (月)

ニューズウィークから「生きる力」

2月の説明会では、お忙しい中、
お時間をいただき、本当にありがとうございました。
予想以上の高い参加率に、感謝すると同時に、
会の後の皆様の質問の内容から、
みなさんが心配されていることと、私が中学生の
生徒を教えていて感じる不安とがリンクすることに驚いております。

実は今、手元に去年の11月に発売された
「ニューズウィーク」があります。その月の特集は、
「おかしいぞ!ニッポンの教育」というものでした。
サブタイトルには、
「世界に学ぶ『学力低下』の防ぎ方」
「学校。ゆとり教育と学力低下の不安の間を揺れ、
 今は『エリート教育』へ邁進、一貫性のない改革の代償は」
と太字で書かれています。その特集の中に
「エリート」「選ばれた人たち」という言葉が頻発します。

ここからは記事の内容ではありませんが、
バブル期を過ごした日本人であれば、記事の中にある、
「エリート」という言葉に鼻持ちならない、
胡散臭い響きを感じるように思います。
バブルのころまでは、日本人はほとんどの人たちが
「中流」という意識を持っていたそうです。
そして、その中流意識を支えていたものが、
「終身雇用制度」と「年功序列賃金」であり、
また、「約束された将来」を導く学歴であったようです。

現在はというと、経済が破綻し「2:8の法則」という
アメリカ型の資本主義システムに近づきつつあると
言われています。「2:8の法則」とは、
上位2割が8割の富を占める状態になるというものです。

現在、日本の人口はおよそ1億2千500万人いると言われますが、
2007年から人口は減少していきます。
労働人口が減少し、消費者人口が減少するので、
市場も縮小されます。それに対応すべく、リストラを行い、
母体を大きくして上位2割に入るように、合併がさかんに
行われています。代表的な例では、
みずほ銀行や、UFJ銀行などが挙げられます。

このような混沌の時代の中で、本当に求められる人材とは、
どのような人材なのでしょう?
ただ単に言われたことを正確に行い、
敷かれたレールの上を最短距離で突っ走る、
「将来を約束された人」ではなく、
人の上に立ち、混沌の中から指針を示すことのできる、
責任を持ちえた人ではないでしょうか?
また、縮小する市場に対して新しい提案ができる、
創造力や独創性のある人ではないでしょうか?
そういったリーダーを育てることが一番必要に思います。

記事の内容に戻りますが、
「いずれアジアに抜かれる」という章があります。
「グローバルな大競争時代には、新しいものを生み出せる
 突出した人材が必要だ」
「日本の子供は学ぶ意欲やハングリー精神が欠けてきている。
 このままでは、アジアの子供たちにいつか追い抜かれてしまう」
と書かれています。

確かに世界の貧しい国の子どもたちの「学ぼう」という意識は、
日本の子どもたちと比べ物になりません。
深夜、繁華街をうろつくおかしな格好をしたガキと、
必死で生きようとするストリートチルドレンとは、目の色が違います。

生きることに不自由のない生活の中で、
一生懸命に生きる姿をイメージしながら、
将来を設計するのは難しいことだと思います。
その意味において、戦後の日本は、職と住が同居して、
一生懸命に働く姿勢を見せていた親の背中から、
学び取るものは多く、また、情熱を持って指導される
先生方も多かったのかもしれません。

説明会では、「将来を見据えた受験ができるように」
というコンセプトでかつて、将来が約束されていたはずの
公立高校の上位校の実績を紹介させていただいたり、
地元中学の指導の実態を分析させていただきました。
危機感をあおるつもりはなかったのですが、
自分の力で積極的に将来を切り開くような
そんな生徒に育っていってもらいたいと思います。
また、最近は昼間の時間で連絡がとりにくいご家庭が
増えており、懇談の日程などが組みにくくなっております。
ご夫婦で働かれている家庭が増えているのだと思います。

そのような両親の背中を見ながら、いろんな視野を広げて
たくさんのことを学んでもらえるような意識付けも
お手伝いできればと考えております。

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