2008年4月22日 (火)

大阪府子供の安全推進協議会

朝から大阪府庁に行ってきました

KGCは「大阪府民間教育ネットワーク」という
任意の塾団体を運営しています。
加盟塾は19塾あり、私はそこの理事長なのですが、
実は、こうした団体は大阪府にいくつかあります。

一番大きいものでいうと、
社団法人の全国学習塾協会があります。
泉州には「泉州学習塾連合会」
というのがあり、それぞれ様々な活動をしてます。

そして、それぞれの団体の代表者が集まって、
行う会議の「関西塾団体連絡会」というのがあり、
大阪府警からその団体に、
子供の安全に関する取り組みに協力して欲しいという
要請が以前からありました。

今日の新聞に出ています。

Child110_2   

そして、半年ほど話し合いを続けてきた結果、
「大阪府学習塾子供の安全推進協議会」
という組織を結成し、
大阪府警本部の生活安全総務課と協力して
地域の保安に協力しようという話になりました。

各小学校には「子供の安全見まもり隊」
というのがあり、地域の大人が協力して
登下校時に活動しています。
小学校や地域の塾と連携をとり、
学習塾は夜の時間に、これに協力しようということです。

「防犯」と書かれた緑の腕章をつけている
先生を見たら、地域の防犯に協力している塾の先生です。
「こんにちは」とか声をかけてくださいね。

これが協力塾には貼られます。

Photo 

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2008年4月15日 (火)

新しい生活が始まっていますね

今日は高1の英文法の授業がありました。
新しい制服で来てくれた生徒がいました。
高校生はほとんどが制服で来ます。

受験が終わり、
卒業祝賀会で
騒いで、泣いて
合格発表があり、
春期講習会で勉強。
入学式、始業式を済ませて、
本格的に授業やクラブが始まるのでしょう。

今日は疲れていたり、
眠そうにしている生徒が多かったです。
新しい環境で、
いろいろと大変だろうなと思います。

大丈夫。
すぐに慣れるから。
好きなことを
好きなだけやって欲しい。
そして、勉強も忘れずに。
そのことをしっかり学んで
高校生になっているんだから、
心配はしていないです。

がんばれ。

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2006年2月26日 (日)

子どもを破壊するメッセージ

塾で毎年のように生徒達を教えていると、
保護者のみなさまと年に数回の懇談を行います。
そこでいろんな話をするのですが、中には何も言うことが
思いつかないような生徒が毎年数人います。
いわゆる「申し分がない」ということなのですが、
点数しかり、学習姿勢しかり、生活面など、どこをとっても、
私のような大人がアドバイスをするのがはばかられます。
逆に私のほうが、
「どうやったら、あんなにいい子になるんですか?」
と聞きたいくらいです。

最近コーチング゙という言葉が教育業界では流行っており、
書籍でも「『親力』で決まる」や、「プロ親になる」などの
書籍がドラゴン桜のコミックとともに売れているらしいです。
私が懇意にしている教育業界のコンサルタント
(実は1月17日に学習サークルに来ました)も、
「子どものやる気を引き出す親のアプローチ」
というメルマガを発行しています。

これらの切り口はほとんどが、アドラー系の心理学の
応用で基本的には「子どもはほめて育てよ」と言っています。
しかし、何でもかんでもほめれば良いというものではなく、
しっかりと3歳までにモラルを築き上げ、愛情を
注ぎ込んでおく必要があると言われています。

子どもは生まれた瞬間に全知全能の神の座を手に入れます。
子どもの周囲は未分化な世界で、全てが子どもを中心に
回っています。「オギャー」と泣けば必ず誰かが
自分のために何かをしてくれます。
この頃の子どもは責められることがありません。
責められるどころか、ほめられまくります。
「すごいねぇ~。こんなこともできるようになったのねぇ~。」
「いい子ねぇ~。」「えらいねぇ~。」
そうしてこうした賞賛の後押しを受けながら、
6~8ヶ月ほどで這い這いを始めるようです。

そして、この頃から子ども達は、「他者」を発見しはじめます。
自分以外の意志を感じ取るのです。
「自分がしたい」と思うことを母親が制限を始めます。
自分以外の意志を確認したときに、他者を発見し
同時に自分も発見します。

他者の発見が子どもを全知全能の地位から
引きずりおろすのです。

子どもは自分の意志を貫き通すことが難しくなり、
身近な人と折り合いをつけなければならなくなります。
これが始めての社会経験となります。
そして、自分の中に他者を受け入れて、
社会的関係を営むことを覚えていきます。
そして、他者のモデルとして自分のお父さん、お母さんを据え、そのモデルに気に入られるように自我を作っていきます。

ですから、3歳くらいまでの子どもは積極的に
親の言うことを聞いて、賞賛をもらおうとがんばります。
この時期にしっかりと愛情を注いでいないと、
親からなかなか独立できず、甘えん坊の人間になってしまうようです。3歳までにしっかりと甘えられなかった子どもは、
その時期の親の愛情を永遠に取りもどそうとするからだそうです。

子どもは親をモデルに自我を発達させていくので、
親に非常に良く似たことをするようです。
「子どもは親の言う通りにはしないが、
                 親のする通りにする。」
うまく言えているのではないでしょうか?
そして子ども達が公園デビューをする頃になると、
親は他の子どもと自分の子どもを無意識のうちに比較し、
得体の知れない自分で作り出した標準から引き算をして
子どもを叱り始めるのかもしれません。

ほめられたりなかった子どもは中学生頃になると、
随分無口になり、覇気が少ないように感じます。
子ども本来の天真爛漫さが少ないのは気になります。
そういった子ども達が受ける、親からの
マイナスのメッセージをあげてみました。
紙面の関係上、今回はそれぞれ詳しくは書けませんが、
機会があれば詳しく述べたいと思います。
子どもを破壊するメッセージ
1.存在するな。「あなたさえいなければ・・・」
2.あなたであるな。「あなたが女の子に生まれてきたら・・・」
3.近寄るな。「今、忙しいから・・・」
4.属するな。「親の顔に泥を塗る・・・」
5.成長するな。「あの頃は素直でいい子だった・・・」
6.子どもであるな。「もう少し大人になりなさい・・・」
7.正常であるな。「変わったことをすると喜ばれる・・・」

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2004年8月 1日 (日)

子どもと話す時間

7月25日(日)の朝日新聞に、進学校14校の高校生の
語彙理解力が10年前のそれに比べ、著しく低下している
という調査結果が出たという記事がありました。

子どもの国語力が低下していることは
昨今の報道で知られていることです。
言葉の乱れも気になります。
どの教科を教えていても、最近我々講師が
戸惑う一番多い場面は、やはり語彙力不足です。
算数や数学などは、計算する能力も、
図形を把握する能力もある程度持っているのに、
問題の内容が理解できなかったため、
点数を落としてしまう生徒が少なくありません。

文章を読んで内容を理解するためには
語彙力が不可欠ですが、
その語彙は教室で教えられるものよりも、
普段の生活で使われていることのほうが
はるかに速く頭に入ってきます。

普段の生活に縁のない語に関しては、
小説を読んだりテレビのドラマなどで学ぶことができます。
ですから、意味があるのかないのかわからない
雑な日本語が乱れているバラエティーを好んでみる生徒と、
大河ドラマや報道番組などを見ている生徒とでは
賢さの差は歴然としています。

語彙力で言うと、最近は高校受験の国語の問題よりも、
中学受験の国語の問題のほうが難しい問題も多く、
中学で受験をする生徒と、高校で受験する生徒との学力の
差がどんどん開いていっているように感じざるを得ません。

テレビのことはさておき、
家庭で子どもと話す時間を作ることは
子どもが何をどのようにとらえて、
考えているのかということを知る上でも有効ですし、
大人の会話に参加することにより、
親の目を通して社会を学ぶということもあります。

私は公民の授業で家族制度を教えるときに
必ず「人間は社会的動物」ということを教え、
狼に育てられた少女の話を出します。
人間は人間社会の中でしか人間として
生きていくことができず、
人と人との関わりを無視して
何事も成り立たない。そして、
子どもには子どもなりの社会があり、
子どもなりの人生が始まっています。

特に最近は、成績が下位の生徒によく見られる、
授業として成り立ちにくくなる、
子どもたちの自分勝手な言動や、
授業を受ける姿勢が気になります。
授業をしていて、教科指導を超えて
講師の間で共通の認識になりつつあるのが、
この社会性のなさです。

学校も一つの社会ですし、地域も一つの社会です。
もちろん、家庭は一番基本的な社会であり、
決して食事をして睡眠をとるためのホテルではありません。
一定の理念を持ち、人間関係があり、
豊かに人と人とが結びあっていく基礎的な機能の場所です。
そして各家庭独自の習慣やリズムがあり、
そこでの生活を誇りに思う気持ちが
人間形成に大きく関わってきます。

学習サークルでは、社会性を意識して
社会に出たときに役立つようにという視点で
「自転車を並べる」「靴を揃えて脱ぐ」
「挨拶をする」「教室をきれいに使う」
などのことを呼びかけています。
特に授業開始と終わりの「礼」をする姿勢に関しては、
一連の動作をかなり口うるさくしつけています。
どの生徒もみんな素直に心がけてくれるようになっています。
これは塾に対するロイヤリティーをはかる
モノサシとなるのではないでしょうか?

子どもは身近なお母さんから
褒められることに自分の評価を求めます。
そこから、学校の先生などの大人と関わっていくのですから、
物事に取り組む姿勢や、学習習慣が身につくかどうかは、
家族それぞれが何をどのように考え、
お互いを支えあっているかという実感が
子どもにあるかどうかということが
目に見えない形で大きく作用しています。
ですから、子どもとどんどん話をしましょう。
子どもとよく話す時間を確保することが、
生活習慣や成績に大きく影響するものだと思います。

追記
最近、小学生でも携帯電話を持っている生徒が
増えてきて、少し面食らっています。
塾からの帰宅の連絡なども直接母親と
携帯でやり取りしている子どもを見て、
「ほう」と感心しています。
中学2年生の女子生徒がこんなことを言っていました。
「お母さんのメールってなんか味気ないなぁ。」
つまり、用件の連絡だけで終わってしまっていることを
少し残念に思っているようです。
コミュニケーションがどんどん進化していく昨今、
子どもに教えられることもなかなか多いなぁと思います。

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